2026/10/28 16:22


こんにちは、ビーフリです。
朝晩の冷え込みが強くなってきましたね。「ビカクシダは冬を越せるの?」「冬の水やりはどうすればいい?」という質問をいただくことが増えてきました。

ビカクシダ(コウモリラン)は熱帯・亜熱帯原産の着生植物ですが、ポイントさえ押さえれば、日本のマンションや室内でも十分に冬越しできます。300株をマンションで育てている私が実践している、冬越しの5つのポイントをまとめました。

ポイント1:温度は「10℃を切らない」が基本ライン

ビカクシダの冬越しで一番大事なのは温度です。多くの品種は最低温度10℃前後を目安にすると安全です(ウィリンキーなど寒さにやや弱い品種は12〜15℃を切らない方が安心です)。

注意したいのは、夜間の窓際。昼間は暖かい部屋でも、夜の窓際は想像以上に冷え込みます。板付けの株は、夜だけ窓から離す、冷気の当たらない場所に移すだけでも傷みがかなり減ります。

ポイント2:水やりは「乾かし気味」に切り替える

冬は成長がゆっくりになるため、水の吸い上げも落ちます。夏と同じ感覚で水を与え続けると、水苔が乾かず、根腐れや株の蒸れの原因になります。

目安は「水苔がしっかり乾いてから、午前中にたっぷり与える」こと。夜に濡れたままだと冷えと重なって傷みやすいので、水やりは午前中が基本です。頻度は環境によりますが、夏の半分程度になることが多いです。

ポイント3:冬こそ「光」を意識する

冬は日照時間が短く、日差しの角度も変わります。夏に置いていた場所では光量不足になることがあります。レースカーテン越しの明るい窓際や、植物用LEDライトの活用がおすすめです。光が足りないと、胞子葉が間延びして形が崩れやすくなります。

ポイント4:暖房の風と乾燥に注意

暖房の風が直接当たる場所は、葉が急激に乾燥して傷みます。置き場所は暖房の風下を避けてください。また、暖房の効いた部屋は湿度が下がりやすいので、時々葉水を与える、加湿器を使うなど、乾燥対策も効果的です。ただし、葉水は午前中に。夜間の濡れっぱなしは冷えとセットで禁物です。

ポイント5:貯水葉が茶色くなっても慌てない

冬場に貯水葉が茶色くなってくると「枯れたのでは」と心配される方が多いのですが、貯水葉は役目を終えると自然に茶色くなり、新しい貯水葉と交代していきます。無理に剥がすと株を傷めるので、カビや虫などの異常がなければ、そのままにしておくのが正解です。

品種による寒さへの強さの違い

品種によって寒さへの耐性には差があります。ビーチー系は比較的丈夫で冬越しのハードルが低め、ウィリンキー系は美しい分、温度管理を丁寧にしたいタイプです。初めての冬越しで不安な方は、丈夫な品種から始めるのもおすすめです。

まとめ

冬越しのポイントは、①温度10℃ラインを守る、②水やりは乾かし気味に午前中、③光を確保する、④暖房の風を避ける、⑤貯水葉の変化に慌てない、の5つです。春に元気な新芽を出してくれるよう、冬は「攻める」より「守る」管理を心がけてみてください。

当店では、板付け済みですぐに飾れる株や、丈夫な品種の子株を出品しています。冬越しの相棒を探している方は、ぜひ覗いてみてください。

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育て方で分からないことがあれば、Instagram(@b.freakfactry)のDMや、金曜22時のLIVE販売でもお気軽にご質問ください。

【冬を越す準備に】
冬越しで大切なのは、置き場所と水やりの見直しです。当店では、板付とポット苗のビカクシダを実物の写真で1株ずつ紹介しています。冬の室内管理に合う株探しにどうぞ。